カナイマ 9/28
行きと同じところで船から下ろされ、二十分ほど陸の上を歩いて再び船に乗る。本来なら一度カンパメントに戻って昼食後、カナイマ湖のツアーに行くところなのだが、スペイン人の帰りの便の都合でそこからすぐにカナイマ湖ツアーに行く。
船でちょっと移動したあとすぐにサポの滝(Salto Sapoー蛙の滝)の上に上陸し、歩いて滝の元へ下っていく。落差はそれほどではないものの(30mくらい?)幅が広くまた水量がすごい。この滝の特徴は滝の裏を歩ける点、つまり裏見の滝になっていることで、下りきったところで水着だけになって滝の裏を移動する。水量が多いだけあって裏の水しぶきもすごく、ひどいところは台風中継のような凄まじさである。息をするのも苦しいくらいでちょっとビビる。数分歩いて滝の反対側へ出ると、今度は滝の前から近づくことができ、滝に打たれることもできる。もちろん端っこの勢いの弱いところでだが。見るだけのエンジェルフォールとは違い、こちらは非常に活動的で面白い滝である。
ひとしきり水を浴びたあと再び滝の裏を通って反対側へ出て、しばらく歩いてカナイマ湖畔へ到着。迎えの船が来ていたのでそれに乗ってHachaの滝他いくつかの滝を眺めながら宿に戻る。
宿では昼食を食べつつボリビアの情勢の話などをして、カラカスに帰るスペイン人と別れる。本来二泊三日のツアーの内容を一泊二日のスペイン人と一緒に全部やってしまったので(なら一泊二日の方がお得じゃん、という)、午後はすることが無くなってしまい、昼食後は昼寝。
ひとしきり寝たあと飛行場に行きSobre Vuelo(エンジェルフォール遊覧飛行)のパイロットを捜すと、「全部で客が四人いないと飛ばない。今は他に客がいるかどうかわからんから朝十時くらいに来い」とのことでいったん引き上げ、飛行場とは反対方向のまだ見ていない滝の方へ歩いてみる。も途中で道がわからなくなり、あえなく宿へ戻る。もうすることも無いのでまた寝ようと努力するもさすがにもう眠れず、仕方ないのでカナイマ湖のビーチへ行ってみる。朝晴れて夕方曇ると言うパターンポ買ったのであまり期待していなかったのだが、そこそこ奇麗な夕焼けを見ることができた。特に湖向こうにごうごうと流れ落ちる滝と赤い湖水、当たり前のごとく湖で遊んでいる子供たち、働いている大人たちのコントラストはなんだか神秘的でとても美しかった。
その後宿に戻り夕食。夕食はこの日にシウダーボリーバルから来た別のグループと一緒に食べる。ドイツ人三人、イスラエル人一人、日本人一人と俺。イスラエルとドイツの共通の話題はなぜか兵役で(ドイツでは義務ではないようだが)、日本に兵役はあるのか?と振られたので、「日本は一応軍隊を持っていないことになってる」と言ったら、「それは昔の話で、何年か前に正式に軍になっただろ。ニュースで見たんだから間違いない」と言われてしまった。たぶん防衛庁から省への格上げを誤解しているんだろうけど「日本の宝憲法第九条。第九条を世界遺産に!」とかそういうのは世界的にはどうとも思われてないんだろうな、と思った。
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