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サンクトペテルブルグ


日付 : 07年02月14日
エリア : ロシア
分類 : 日記



2/15 15:51Кофи Хаузにて
 続いて昨日の件。列車は定刻にサンクトペテルブルグ()に到着。地下鉄14pでプリモールスカヤ駅へ行き、その辺をうろうろしていた警官にホテルへの行き方を尋ね、349番のバスで移動。15p。7〜8人乗りのミニバスである。
 着いてみてひどく驚いたことに、ホテルは巨大な四つ星ホテル。旅行社から提示された中で一番安いホテル(一泊6500円)を選んだのになんで?立地があまりに悪いせいかな?部屋で荷物を下ろしまずはロビーでネット接続。ネットにつなぐのはほとんど十日ぶりなのでいっぱいメールがたまっていて読むだけで一苦労である。その後十一時のシャトルバスで市内へ移動。バスには日本人の女の子が二人乗っていた。さすがに一大観光都市である。ホテルの中には外国人がすごく多い。
 で市街地に到着し屋台のパンなどを食べつつ散歩。噂に違わず街並が本当にきれいである。デジカメが無いのが残念。ネフスキー大通り()を下り、途中運河沿いに北に向かい、血の教会()を眺めてネフスキー大通りへ戻る。血の教会を眺めていたらロシア人のおじいさんが英語で話しかけて来た。「今日は水曜なので教会は休みだ」「お前は日本人か」「俺は仕事で長崎に行ったことがある」「サクラ、アキラ・クロサワ」「今日は俺の誕生日なんだ」「俺の上着のポケットには俺の手しか入っていない(空だ)」「100ルーブリで良いからくれ」、結局金か。デジカメを盗まれた俺こそ金を恵んで欲しいのだが。
 でネフスキー大通りに戻り歩いていたらカメラ屋を発見。本当はモスクワに戻ってからアレクに手伝ってもらおうと思っていたのだが、ここの店員さんは英語をしゃべれたのでここで買うことにする。ニコンのS9とフジのZ3(たぶん盗まれたものと同じモデル)と迷う。画質的にはニコンの方が好きだし(Z3の前に使っていたのがS5なのだが丽江で無くしたというか盗まれた)、値段もちょっと安いのだが、電源プラグに問題がある。プラグがロシア型(一般にC型と言うやつ)で日本んで使うには変換プラグをかませる必要がある。ロシアからすぐ日本に戻るなら変換プラグは日本ですぐに手に入るが、そうではないので今Cから日本型への変換プラグを手に入れる必要が発生する(ここの事情は少しややこしい。今俺はC→日本型の変換プラグと日本型の分配プラグを持っている。C型の国にいる分には分配プラグを使わず直接電源に差せばデジカメの充電を出来るのだが、もし他の国に行った場合、その国の形状→日本型の変換プラグの他に、さらにその国→CもしくはC→日本型のプラグが必要になり、面倒きわまりないことになってしまう)。もちろんフジのデジカメも付属はロシア型なのだが、俺の手持ちの充電ケーブルをそのまま使えるので、問題は無い。ということでさんざん悩んだ上でフジのZ3を購入。ケースとメモリとカメラ全部で8800p。えらい散財ではあるが、これで現状復帰することができた。
 あ、書き忘れていたのだが、この日の朝、地下鉄の地図を出そうとポシェットをごそごそしていたら、列車のチケットとホテルのバウチャーが出て来た。カメラを盗られたことに動揺して、この二つも盗まれたものと思い込んでいたらしい。結構ちゃんとチェックしたつもりだったんだけどなあ。冷静さを失うとこうもわけわからなくなるものか。実際この二つが出て来たところで何が変わるわけでもないのだが、盗られたのがデジカメだけだとわかってなぜか少しほっとした。
 カメラを購入してエルミタージュ美術館()へ。たしか350p。コレクションもさることながら、建物がすごい。至る所に彫刻や天井画があって目を奪われてしまう。さすがにロマノフ朝の冬の宮殿()だっただけのことはある。建物そのものが美術品である。エジプトや中東の発掘品から始まり、ギリシャ・ローマの武具や彫刻西洋の絵画など。考えてみると少し意外だが、古代エジプトの文物は実際に目にする機会がほとんどなかったので、かなり興味深かった。数千年前のものとは思えないほど鮮やかに色が残っているものも多い。
 西洋の絵画。恥ずかしながらよくわからない。知った名前の画家の作品を見つけて「ふーん、これがそうなんだ」という次元である。特にイタリアやスペインの画家についてはさっぱり知識がない。館内をさまよい歩き、閉館一時間前にフランスのコーナーにようやくたどり着いたのだが、ピカソ()、ルノアール()、シャガール()、マチス()、モネ()、ゴーギャン()、ゴッホ()など名前を知っている画家の多くはフランス人なんだということに今更気がついた。・・・でもピカソってスペインの人じゃなかったっけ?見た限りではゴッホが一番良かったかな。わかりやすい。ピカソは『ギターとバイオリン』とか「三人の女」とか知っている絵も多いのだが、見ても意味が分からない。
 エルミタージュの中を歩き回っていたらものすごく疲れて、熱っぽくも感じたので、大事を取って七時のシャトルバスでホテルに戻ることにする。ネフスキー大通りのスーパーで飲み物とパン、チーズなどを買ってバスでホテルへ戻る。スープを買い忘れていたのに気がついてホテルの向い(といっても三、四分歩く)のファストフードでボルシチ15pを買って部屋に戻って夕食。ボルシチはしょっぱ過ぎだけど、パンと一緒に食べるとなかなかおいしい。
 あとでビールを飲もうと一缶窓の外に出したら下に落ちてしまって(人に当たらなくて良かった)がっかり。ユニットバスにゆっくりつかったらすっかり喉が渇いてしまったので、外に飲み物を探しに行く。のだがとにかく不便なところで、ロシアで街を歩いているといくらでも見つかる小さなキオスクすら全くない。三、四十分歩き回ってあきらめて帰ろうとした時、ホテルのすぐ横に二十四時間営業のスーパーを発見して、ジュースを二本買って帰る。もう少し大きな看板出さないと全然わからんぞ。でも横にスーパーがあるとなるとなかなか便利である。あとはシャトルバスをもう少し多く出してくれると(今は一日四本)移動が便利なのだが。
  今日の歩数 29152歩





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