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乌尔禾 8/23


日付 : 07年08月23日
エリア : 新疆
分類 : 日記



8/25 19:03ウルムチユースホステルにて
 8/23分。朝九時くらいに起床。ジョンはまず河へ、俺は日記を書いたりiBookに入力したり。静かでもきれいだけど、園内には取り立てて何があるわけでもない。まあ俺らに取っては逆に理想的なわけだが。
 十二時くらいに腰をあげ門のところで電話を借りて前日のタクシーを呼ぶ。タクシーを待っている間門番と話をちょっとする。彼は回族だというのだが、俺は未だに「回族」という民族がいったいどういう人たちなのかわからない。イスラム教を信じる人を総称して「回民」と言うがそれとも違う。昔中東からやってきて、皇帝から新彊に定住することを許された人々の子孫だ、と言っていたが・・・。いまいちよくわからない。
 タクシーに乗って乌尔禾のバスターミナルまで戻る。ウルムチ行き夜行を期待したのだが無いとのことで、翌日朝八時発の便を購入。一人四十元。その後ターミナルのはす向かい、市場の近くの店で昼食。適当に店を選んで入って抓饭を頼んだら、なんか開店初日のしかも最初の客だったらしく、おっちゃんおばちゃんが大喜びしていた。抓饭の上の肉もすごくおいしかった。開店最初の客が外国人の旅行者というのもどうかという感じがしないでもないが、おっちゃんおばちゃんはむしろ喜んでいたみたい。たくさんの外国人客で繁盛するかも。
 次は宿探し。食事した店の隣が旅社だったので(中国語では多くの場合安宿を意味する)とりあえず行ってみると、一人十元だという。十元てどんな部屋だよ、とちょっとビビったがテレビまでついていて悪くない部屋だったので(まあ日本人にとっての「部屋」のイメージからすると下の下の物置みたいな感じだが。トイレは穴に板を渡しただけだし)、ここに決定。外国人の登録は?と振ってみると「関係無い、中国人も外国人もみんな同じだから」と超適当で、身分証のチェックやチェックインの登録すらなかった。宿のおっちゃんも良い人で、街のおすすめスポットなどを熱心に説明してくれた。
 しばらく部屋にこもって一休み。写真を整理したり日記を入力したりなんだり。5時くらいに宿を出てまずは市場をブラブラ。時間も時間だけど、がらんとしていて人気が無い。店は日用品ばかりで特に面白いものも見つからなかった。
 そこから歩いて北の方にある宿の老板一押しの恐竜公園へ。この辺で恐竜の化石でも見つかったのだろうか。恐竜公園は文字通り大きな恐竜の像がいくつも建っている公園で、俯瞰した公園のデザインも恐竜の形になっているらしい。ぶらぶらと歩いて中心のお店でアイスを買って食べ、池にアスレチックっぽい器具(飛び石みたいのとか平均台みたいのとか。池を渡るいろいろな器具である)があったので何となくやってみる。もちろん子供が多いが、大人も結構トライして遊んでいる。意外と楽しかった。ただ恐竜の像を並べただけかと思っていたんだけど、中国のこういうちょっとした公園の中では一番遊べるところかもしれない。入場無料。
 そこから网吧に行ってメールを書いたり、Skypeでいろいろ雑用したり。今更こんなことを言うのもなんだがインターネットは本当に便利である。
 网吧を出て九時も過ぎ、ようやく日も暮れてきて夕食。まずは市場の前の屋台で烤肉。10本だったかな?そこから移動して昼飯を食べたお店へ。大盘杂碎を食べたかったのだが、老板曰く「うまいから烤肉を食ってみてくれ」ということで試食してみる。これがまたうまい。肉が大きくて柔らかくて甘い。新彊で数しれず(というか去年も今年も基本的に毎日)烤肉を食べて来たが間違いなく一番の味である。烤肉は一本一元が相場で普通は確認するまでもないのだが、このときばかりは「本当に一元?」と確認してしまった。
 結局さらに十本(うち二本はサービス)食べて、ウイグル族の名物だという「手抓肉」を頼む。トランプなどしながら待つこと一時間ほどで、羊肉と面とスープの入った大盘が出てくる。黒こしょうを効かせたあっさり味で、これがまたうまい。新彊=羊肉=烤肉というイメージが合ったんドアが、こんなにうまいものがまだあるとは・・・真面目に感動した。图瓦人の手抓羊肉、大盘杂碎、ウイグル人の手抓肉、まさに「口福」である。乌尔禾に立ち寄ったら絶対に味わうべき一品である。
 既に烤肉を二人で二十本食べていたにも関わらず、大盘もすべて平らげ、腹がパンパンで眠れそうにも無いので、街をしばらく散歩してから部屋に戻り就寝。ウルムチ行きの夜行がなくて足止めを食らった感じだったのだが、思いがけずかなり良い体験ができた。





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