カナス 8/17
| 8/18 18:58 | カナス湖行きバス内にて |
17日。
朝。快晴。寒いけど湖がめちゃくちゃきれいである。ジョンが昨晩の残り火を再び起こして暖をとりつつ、朝食にビスケットなどを食べる。腹の調子は相変わらず良くない。
テントをたたみ火を消して出発。湖脇の停車場まで移動、観魚亭行きの方法を聞いて、バスに乗り总库というところに移動する。ここから観魚亭行きのバス(有料)がたくさん出ているが、それは使わずのんびりと山登り。湖面から大体700mの高さとのこと。杭州の胡大哥が北彊は「中国の小スイス」だと言っていたが、まさにそんな感じでとても美しい。のんびりと写真を撮ったりなんかを食べて休憩しながら歩いていく。が、ゆっくりしていられるのも登りが始まるまでで、登り始めるとそんな余裕は無くなる。馬で行く人は結構いるが歩きで登っている人はいないし。途中でジョンの重いバックパックを担いでがんばること二時間弱、ようやくバス停にたどり着く。湖を眺めてしばらく休んでから再び登り始める。
| 8/20 9:40 | 图瓦族の包(パオ)にて |
17分続き。ここまでつけばもう少しだろうという期待は甘く、バス停から観魚亭まではさらに三十分以上のかなりのきつい登り階段。最後は足がなかなか動かなかった。
観魚亭の上からはハナス湖を一望できる。一望といっても一番北の部分までは見えていないようだが。湖よりは、いくつかの村が点在する南側の方が良い景色である。観魚亭の上は例によってかなりの人ごみなのでさっさと切り上げて下山。下山はスピードは速いけど、足は疲れる。
总库バス停まで戻り、無料バスを使って图瓦族村へ移動。昼食を食べる。最初に入ったところでは羊肉一キロ80元、面条40元と言われる。羊肉は50元まで値切ったものの、面40元というのはバカバカしすぎるのでやめる。二件目は湯面10元。決して安くはないけど、この辺の相場っぽいのであきらめる。味はおいしかった。そこで飯を食っていたら同じく食事をしていた別の客と話が始まる。河北かどこかから来たツアーのガイドで、ひまわりの種(生)を分けてくれたので食べながら話をする。そのうち「これからツアーで图瓦族人家訪に行くので一緒に来い」と誘われたので着いていくことに。家訪とは何かと思ったら少数民族の家を訪問して歌を聞いたりなんだりというものらしい。三十元。ジョンは嫌そうだったが、俺はそういう表演を見たいわけじゃなく他の中国人と交流するのが楽しいので入ることにする。結果的にこれが今回の旅行の一大ターニングポイントになった。
最初はまず奶茶などを飲みながら图瓦族の人と話をする。カナスはもともとハナス(大ハーンの水)と呼ばれていたということ、中国人が「ハナス」と発音するのが苦手なのでここ数年で「カナス」と変わったということ(地元民はまだ「ハナス」と呼んでいる)、冬の様子、学校の様子、中国語教育についてなど。その後奶酒を一杯いただき(その名の通り牛乳から造った酒。味はまあまあ)、歌を聞き、彼らの笛(スーアル)の演奏を聴き、子供の踊りを見て終了。特に前半のフリートーク部分が楽しかった。でおしまいに、俺らはこれから禾木に行く、という話をしたら「今からではたぶん間に合わない。もし間に合わなかったら一泊して明日は黒湖、千湖に行くと良いよ」とアドバイスされた。
俺の持っているガイドブックにはこの二つの湖についてはふれられていなかったのだが、バス停にある地図を見るとそこまでの遊歩道の線が描いてあり、山歩きにちょうど良いくらいの距離みたいなのでそこに行くことに決定。俺は門口(入口)の寄存にもう一、二日荷物を預かってもらうように頼みに行く(放っておいても大丈夫だとは思うが、万一何かされても困るので)。その間にジョンは食料の調達。ところが門口が予想以上に遠くて、往復に二時間近くかかってしまって、ジョンと合流したのがほぼ夜八時。もう少しで日没である。本当は日のあるうちに歩けるだけ歩いておいて、途中でキャンプのつもりだったのだが、日が落ちるまでに黒湖への登山口が見つからず断念。家訪の家を再度訪れ先生(いろいろ話をしてくれたのは中学の先生)に登山口の場所を聞くことにする。いろいろ話をしてとりあえずこの辺の图瓦人の家に一泊三十元で泊まり、翌日、朝早めに歩きで出発することにする。ちなみに馬だと往復で180元とのこと。で先生の家の人に近くの部屋を紹介してもらい、湯面と炒菜で食事。山登りで疲れていたのでさっさと寝る。夜中、隣の部屋で音楽やら話し声やらが騒がしくて良く眠れなかった。
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